【すっぱいブドウとおっぱい後藤】

 

 


「すっぱい葡萄」というイソップ寓話がある。

 

 

 

お腹を空かせた狐は、たわわに実ったおいしそうな葡萄を見つけた。

食べようとして懸命に跳び上がるが、実はどれも葡萄の木の高い所にあって届かない。

何度跳んでも届くことは無く、狐は、怒りと悔しさから「どうせこんな葡萄は酸っぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか」と負け惜しみの言葉を吐き捨てるように残して去っていった。

 

 

 

という話。

 

 

 

手に入れようとして手に入らなかった場合、

人はそれを価値の無いものや、自分にふさわしくないものと理由づけて自分の精神を保つ。

一言で言えば負け惜しみ。

 

 

 

 


知り合いに1日中おっぱいのことしか考えていない見た目誠実そうな公務員中年男性の後藤(仮名)という方がいらっしゃる。

 


※友達とか言いたくないので知り合いとする。

 

 

 

 


性的にお腹を空かせた後藤は、

ある日の深夜3時。

胸が大きいどころか、畑からメロンを二つ盗んできたのかというレベルの爆乳のおばはん(おそらくスナックママで仕事終わり)に声をかけ、メールアドレスを教えてくださいと執拗に迫った。(ラインが普及していない時代)

 


キモすぎるアプローチに(スナック帰りで疲弊している)おばはんは引き気味で断った。

あまりにしつこく、断り方に困ったのか

「私はヤバイ人間です。私と関わったらあなたの人生を狂わせるかもしれませんよ。だから消えなさい。」

と突き放した。

 

 

 

後藤は「あれはヤバイ人間やったわ。関わらなくて正解やったわ。胸で男を魅了しようとアピールするヤバイ女やったわ。おまえも気をつけろよ。あれはヤバイやつや。」

 

 

 

 

 

 

いや、おまえがな。

 

 

 

 


まったく魅了してないし。

なんならおまえの目線に恐怖感じて真夏やのにカーディガン羽織ってたやん。

もはやおかんくらい歳離れてるし。

見た目とのギャップ最悪じゃねーか。

覚醒剤やってんのかよ。

こえーよ。

 

 

 

 

 

 

こういった薬やってるレベルの引くくらい醜い負け惜しみのことを

「おっぱい後藤」と言う。

イソップ寓話でもなんでもない。

 

 

 

 


ただの引く話しである。

 

 

 

 

 

 

 


あっこの話しおもろかった?

おもろかったら笑っていいで。

 

 

 

 


クスリ。

 

 

 

 


なんつって←覚醒剤やってません。